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もう少し検索エンジンの話

日本における検索シェア

ちょっと古いが日本の検索シェアに関するデータ。

日本における検索シェアはYahoo!が51.3%、Googleが38.2%。Yahoo!とGoogleで検索シェアのほぼ90%を占めているらしい。完全に2強状態。ちょっと前はYahoo!が1強状態だったから、サービスのコンバージョンコストが高い日本マーケットにおいてGoogleのがんばりは賞賛に値する。


ただ、2008年からの伸びを見るとYahoo!が+13%、Googleが+5%と、いまだYahoo!の伸びの勢いは衰えていない。日本市場ではYahoo! 強し!

ちなみにbingを有するMicrosoftは1.7%という低いシェア、伸び率は-5%と日本市場においては負け組になっていることもわかる。日本市場だけを見るとYahoo!の検索エンジンをbingに置き換える今回の提携は、検索結果に連動する広告を考えると現在の約30倍の売上げを得ることが可能なポテンシャルを得たことになる。このポテンシャルを生かせればMicrosoftはいい買い物をしたのかもしれない。

それにしても、10年の間Yahoo!の検索エンジンをbingにしたら、その後Yahoo!は独自の検索エンジンに戻すことが可能なのだろうか?YSTを裏で地道に成長させる投資をするのだろうか?

ちなみに2009年1月の日本の検索市場の総検索回数は68億回/月で、前年同期の62億回/月から9%増加したとのこと。この数は、2.27億回/日、944万回/時間、15.7万回/分、2,617回/秒ということ。日本国民は1日に約1.8回何かを検索しているのである。みんなネットで何かを探している時代を感じる。

でも、そんな時代だからもっと検索エンジンは進化してほしい。「検索」という行為が日常生活に入り込んできた現代において、「検索」機能が未熟なために探している情報にたどり着くための時間がかかるのであれば、それは人類の生産性を下げることになるのだから。人間は贅沢でインターネットと検索エンジンのおかげて圧倒的に情報を探す生産性が向上したのに、まだダメ出しをするのである。ま、それがいろいろな物を成長させる原動力になっているのだから、人類は甘んじて努力するべきだが…

[ 参考 ]
本の総検索回数は68億回、Yahoo!が過半数シェア – comScore調査 2009年1月
January Marks Record Month for Search Volume in Japan with 6.8 Billion Searches, Up 9 Percent Versus Year Ago

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